西部先生のインタビュー記事

よしりん」ってタグうったけど、よしりんは出てきません。
でも、小林よしのり好きなら絶対楽しめる内容っす!
少し古い記事のようなのですが、面白かったのでClip☆
評論家 西部邁さんに聞く アメリカニズムに屈した戦後民主主義の帰結 デマゴギーの時代がやってきた
http://www.bund.org/interview/20051105-1.htm
前半は「本日の雑談8」で、よしりん秘書のみなちゃんに10ページぶっこ抜きでしゃべった内容とかぶってますね。
後半の「コンサバティズムとは何か」からが素敵。

右翼というのは、もともと明確な分析力がない奴が多いものだから、今度は逆に感情にこだわる。僕に言わせれば、天皇制にしても靖国にしても、日本人の一つの慣習・習慣の体系なわけです。その中に含まれている「日本人の歴史の叡智」こそが、僕の言う「歴史感覚」です。  

 天皇制でいえば、日本人が国民としてまとまろうとすれば、それがどういう制度かはともかく、どうしても一つのシンボルを作らざるをえない。靖国でいえば、自分が何かを自分達の子孫に手渡そうという心構えがあるならば、成功にせよ失敗にせよ、過去の人間達の努力の中で払われた犠牲に対しては、一定の感謝の意を表する儀式をする必要がある。こうした知恵(wisdom)が大事なんです。

内容はけっこう入りくんでるんですけど、↑こういう話し方、こういう方法のおかげで、言葉がスッと身体に入ってきます。
ラスト何行かは、ほんとグッと来ました。クールで、でも熱くて、ドラマチックでちょうかっこいい!!

‥‥つうか、西部邁の文章をこんな読み方するのってやっぱヘンでしょうか?
おまけ

本日の雑談〈8〉

本日の雑談〈8〉