またこの話題かって言わないでね


女王の教室
昨日書いたあれで「もういいっかなー」と思ったんですが
やっぱもうちょっと書き付けときたくなりました。
しつこく書いちゃいます。




ひっこし前にここでも感想書いたんですが ここでわたしは

このドラマ 女王の教室ではわたしが他の何よりも まず最初に学ぶべきだと思う「道徳」は 無残にも踏みにじられっぱなしです

って書きました。
が 最後まで通して観ての感想は
阿久津は「道徳」の大切さを誰よりもよく理解していた!
に変わりました。


「道徳」なんて今時のこどもに 正面きって語ったところで
「ふうん?」とか「そんなのしんない」で
済まされてしまうのは目に見えています。


だから阿久津はその重要性を体感させたんです。
道徳がないがしろにされたら 世の中は
こんなにもやりにくくって こんなにもめんどくさいんだってことを。


友達は大事にしなければならない。
物を盗んだらいけない。
ウソをついてはいけない。
約束は守らなければいけない。


地域社会や家庭が機能していた一昔前ならいざ知らず
情報過多 かついろんな面での縛りがゆるい現代のこどもたちに
こんなこと 口でいくら説いたって
わかったつもりでちっともわからないでしょう。


身をもって学ばなければ知る事はかなわない。
だから阿久津はあんな風にふるまったんじゃないかな‥‥。


でもこの方法ってものすごく まわりくどいやり方です。
気付くまで待つんですから。
これって 究極のゆとり教育なんじゃないかなー‥‥なんて思いました。