癒しはいらない、活力が欲しい

「やっぱプッチンじゃなくって濃厚なのが好きだよ」とおっしゃる方へ。

人生読本

人生読本

こないだ『 』のバトンのとき
「山南切腹特集のステラ、読みすぎてボロボロ」って書いたんですけど
この本もボロボロです。
なんかあるたびに開いてます。そんで「よっしゃ!」って気合いれます。
「あなたはそのままでいいんだよ」とかそういうおためごかし本に
「うるせーばか」といってしまう方にオススメ。元気になれます。
子育て中の今現在はこんな言葉にパワーをもらったり。

人間の歴史は、この滑稽な事態に耐えたり遊んだりしながら、それでもなお、「ギリシャの四徳」でいえば、正義と思慮のあいだ、そして勇気と節度のあいだで平衡をとろうと努めてきたのです。そしてその努力の積み重ねによって歴史を冒涜するのを習わしにしている現代人にたいしてすら、生き方の根本を教示しているのです。
 こうしたものとしての歴史物語の知恵が自分らの育児にまで及んでいるのかと考えれば、その物語は滑稽譚であると同時に英雄譚でもあると思われてきます。この境地に入ってしまえば、例えば赤ん坊の糞尿にたいしても、大いなる真剣と高らかな哄笑をもって応じることができるはずです。

どうすか?かっちょいいっしょ(^^)
タイトルがちょっと恥ずかしくて、買うのを躊躇したんですが、買ってよかったです。
西部本のなかでは突出して読みやすいので
すべての若者と、自分を若者だと思ってる人に是非読んで欲しい。
男ならもちろん。女なら、なおさら。
人生をドラマチックに、まっとうに闘いたい人へ。
あ、男の子にはこっちのほうがいいかな。

学問

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